もうすぐ日本に一時帰国します。
うれしいなあ・・・
毎回帰国が楽しみになるのはやっぱり東京のほうが好きだからだと思います。
憧れのミラノ・・・
しかし現実はミラノなんてちっぽけな街です。
街は落書きだらけだし、犬のフンは落ちてるし、空気は汚いし、ぼろい建物ばかりだし・・・
時々歩いていて腹がたってきますよ。
なんでこの街が世界のデザイン都市なんだ!
でもやっぱりミラノは・・・
今年も始まりました。ミラノ・サローネ、すなわち家具見本市です。
巨大な見本市会場を使って毎年開催されるこの見本市には、
イタリア中の家具メーカーが新作を発表します。
大手のメーカーは世界の売れっ子デザイナーと共同で商品開発し、その自信作を一斉にこの時期に発表するわけですから、それは世界の注目を浴びるわけです。
日本でもあと1ヶ月くらいしたら、「ミラノ・サローネ特集」が様々なインテリア雑誌で見られるはずですよ。
この時期、ミラノは変わります。
このサローネに合わせて、市内ではショールームでも新作発表をし、あるいは有名デザイナー、建築家の個展、あるいは若手デザイナーがアピールの場としてプロトタイプを作って発表したりするのです。
インテリア雑誌の付録ですべてのイベントをガイドしてあるので、それを入手して興味のあるところをまわるのです。
しかもイベントをしている場所では入り口に共通の旗が置かれ、適当に街を歩いていてもなにかのイベントに当るという状況です。
もしこの時期だけミラノを訪れたとしたら、「さすが世界のデザイン都市だ!」とショックをうけること確実ですね。
ミラノは文字通り国際都市になります。
サローネの期間はミラノ中のホテルの予約はいっぱいで、コモなのど周辺都市まで行かないと宿がないといった話も聞いたことがあります。
イベント会場の受け付けでは私の顔を見ると英語で話しかけてきます。
普段ミラノで英語で話されることってほとんどないんですよ。
基本的にイタリア人は英語が苦手なそうで、観光客の多く来る地区の店を除いて英語のできる店員のいる店は少ないのです。
ちなみに私は英語はイマイチなので、英語で話されてもかえってわからないんですけどね。
これらのイベントは普段は8時で閉まるようなショールームでも深夜まで開いていて、街には遅くまで観光客とはひと味違う人達があふれています。
当然有名デザイナーも集まっています。私もあるデザイナーを見ましたし、友人からも「フィリップ・スタルクを見た!」なんて話を聞きましたよ。
すばらしい。ここが世界のデザイン界の中心だ。
インテリア・デザインに興味を持っている人にとって、おそらくミラノ以上の街はないでしょう。。。
東京だってパリだってかなわない、ましてやローマなんて論外でしょう。
まあ、この時期だけなんですけどね。
おそらく私が住んでみた印象以上にミラノがデザイン都市として騒がれるのは、雑誌の記者などがこの時期だけを取材しているからじゃないですかねえ。
ミラノが年中デザインであふれているというのは、リオデジャネイロでは年中サンバを踊っているというのと同じくらいの勘違いだと思うなあ・・・
まあ、それにしてもやっぱりミラノに住んでいてよかったと思いましたよ。
昨年もサローネの時期にミラノ来ましたが、ユースホステルに泊まっているとなかなか落ち着いて見れないんですよね。
やっぱりミラノでよかった・・・
この市内で行われるイベントにはもう一つの楽しみがあります。
会場によってはドリンクサービスをしているところがあるのです。
ミネラルウォーターとジュースだけのところから、ワイン、スパークリング、カンパリソーダ、などなど、
最高はベルギー生ビールのところと、フランスシャンパンのところでしたね。
つまみも下はポテトチップスから上は本格フランス料理まで!
いやー久しぶりにいいもん食べたなー。。。
前出の雑誌の付録のガイド、実はこれにはドリンクサービスのガイドも載っているのです。
これを見て、ドリンクサービス目当てで行くのですよ。
だって、無名のデザイナーの個展なんて、そんなのでもなければ誰も行かないでしょう。
うむ、このワインはなかなかおいしいな。つまみもいけるぞ。
ああおいしかった。ごちそうさま。
おっっと、ついでに展示も見ていくか・・・
今日もよく飲んだなあ。
あれ、なんかお腹がごろごろ・・・
いかん!いろいろ飲み過ぎでお腹こわしたー!
貧乏性はなおさんとね。
ではまた。
とうはら
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イタリアがそんなにエラいか!
発行者;當原 容一郎
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